SUMIDA: 製品情報

VOGT製HID用キセノンイグナイターの累計納入台数 1,000 万台突破

2008年 09月 03日

スミダコーポレーション株式会社(代表執行役 CEO:八幡滋行)のグループ会社のドイツ、VOGT electronic Components GmbH(以下 VOGT)が、自動車用ランプ製造の世界的リーディングカンパニーである Philips Automotive Lighting 社(以下 Philips 社)へ納入した HID用の「D1 キセノン イグナイター」の累計台数が 1,000 万台に達しました。
キセノン ランプ(HID)VOGT のキセノン イグナイター モジュールは、Philips 社との密接な協力関係により開発したもので、Philips 社のキセノン ライトシステムの基幹部品として使用されています。本モジュールはコンパクトながら 23,000V以上のパルス電圧を発生させます。
VOGT は D1、D3 タイプ(後述)のキセノン イグナイター製造のリーディングカンパニーです。VOGT キセノン イグナイター モジュールは、EU に特許保有のフェライト内製技術、プラスティック成形技術、巻線技術、レーザー・アーク溶接技術、リードフレームアセンブリ等を結集した製品で、技術力の高さから多くの顧客からの信頼を勝ち得ております。今後もイグナイターの更なる改善・改良に取り組んでまいります。

 

  1. キセノン ランプ(HID)とは
    従来型ランプは家庭用の白熱電球と同じく、バルブ内のフィラメントへの通電によって 点灯するのに対して、キセノンランプはキセノンガスを封入したバルブ内の電極間に高 電圧を掛けて放電させることによって点灯する仕組みのランプです。近年自動車のヘッド ライトとして普及が進んでいます。キセノンランプの点灯には数万 V を要するため、自動車のバッテリー電圧(12V 程度)では点灯しません。そのため専用の点灯装置が必要となります。キセノンイグナイターは高電圧のパルス電圧を発生させる(始動機能)ための装置です。D1、D3 タイプはバルブとイグナイターが一体的なタイプで、D2、D4 は分離可能なタイプです。(D3、D4 は無鉛対応のタイプ)
  2. キセノン ランプ(HID)の特徴
    1. 高視認性
       高輝度で指向性の高い照明が可能で、遠くまで照らすことが出来るため、夜間の視認
      性、安全性の向上に寄与します。 TÜV Rheinland(*)の最近の研究によれば、夜間の事故件数がキセノンランプの採用により大幅に減少できることが分かっています。また、ドイツで全てのヘッドライトがキセノンランプになった場合には、自動車事故による死亡者数が 18%減少すると
      試算されています。
      (*)TÜV Rheinland は製品安全試験・認証、マネジメントシステム認証を行う国際的な第三者機関で、当該調査は 2007 年 9 月 25 日に発表されたものです。
    2. 省電力
      キセノンランプは放電によって光を得ているため、ハロゲンランプのようにフィラメント方式よりエネルギー効率が良く、消費電力を抑えることができます(キセノンランプ… 35W / ハロゲンランプ… 50W)。TÜV Rheinland によると、自動車のヘッドライトが全てキセノンランプに切り替われば、世界のエネルギー消費量が減少し、CO²排出量が 190,000 トン削減されると試算しています。
    3. 長寿命
      フィラメントを使わないため、消耗と突入電流や振動による断線(球切れ)が起こらず、従来のハロゲンランプ等に比べて長寿命です。
  3. キセノン ランプ(HID)の市場動向 
    今後の数年間に亘って普及が進むと見られています。現在は中上級車への搭載が中心ですが、イグナイターモジュールの小型化、価格低下が進めば小型車への搭載も可能となり、更に市場規模が拡大すると見られています。また、今後は自動車だけでなく二輪車でも普及が進むと見込まれています。
  4. スミダグループの取り組み
    日本では D2、D4 タイプが主流ですが、日本・アジア市場向けにも VOGT の優れた技術を 活かして高品質の製品を提供してまいります。

 

 <<お問合せ先>>
製品情報 : スミダ電機株式会社
     オートモーティブビジネスディビジョン 神 林
     電話 : 03-5202-7136

報道関係の方 : スミダコーポレーション株式会社
     グローバルコミュニケーションセンター 藤縄、 麹丸
     電話 : 03-3272-7801 

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